2010年07月29日

ロータスエリーゼS1の中古車購入をお考えの方へ

 
この日でめでたく(?)エリーゼの納車10周年を迎えました。10年ひと昔とはよく言いますが、過ぎてみるとやっぱり早いものですね!これまでのエリーゼライフでも色々ありましたが・・・。

エリーゼでおは!系イベントに参加した際、あるいはオフ会や忘年会などでクルマ談義をする際、「やっぱりS1エリーゼ良いよね」とか「もしロータス・エリーゼを買うならベーシックなS1だよね」という声は他のクルマのオーナーさんからよく聞かれます。

数年前と違い今ではもう走行距離の少ない個体が売りに出ていることは少ないようですが、それでも将来的に中古のロータス・エリーゼS1を手に入れることも選択肢の一つとしてある皆さんの参考になればと思い、少し・・・というより長くなりますが文章を書いてみます。あくまで自分なりの主観ですのであしからず。


Lotus elise S1
まさかF1で見ていた「ロータス」に乗るとは思ってもいませんでした(笑)
おそらく一生、自分の目にエリーゼはカッコ良く映り続けるでしょう・・・。
 
 
〜 発売初期からこれまで 〜

●エリーゼがまだ無名に近かった頃

1995年のフランクフルトショーでお披露目されたロータスのニューモデル・エリーゼ、タイプナンバー・111(=ワンイレブン)。発売された当時から日本の主要な自動車雑誌でも紹介はされていたと思うので(むしろ当時はFIA・GT選手権に参戦が予定されていたエリーゼGT1の方が注目の的?)、当時からエンスーなスポーツカー好きの皆さんに「エリーゼ」という可愛い名前は知られていたと思います。


elise GT1
ロータス・エリーゼGT1。完全なレーシングカーなので、当たり前ですがロードカーの
エリーゼとはほとんど共通点はありません。コルベットZR−1のV8エンジンを積んでいます。


●lotus elise gt1



同時期にはトミーカイラZZやルノー・スポールスピダーなどのスポーツカーもよく紹介されていましたね!なんだかんだでスポーツカーが盛り上がっていた時期ではなかったでしょうか?


Tommykaira ZZ
京都の自動車メーカー・トミーカイラから販売されたスポーツカー。生産は日本ではなく、
イギリスで行っているそうです。1997年デビュー。


RENAULT Sport Spider
ルノー・スポールスピダー。初期のモデルにはフロントガラスさえ装備されないという、ストイック
極まりないスポーツカー。エリーゼに乗ってるとき、調布の渋滞ですれ違ったことがあります(笑)


しかし・・・そうでない方々(アメ車好きやバイク好き、国産スポーツカー好きの方々)には
「エリーゼ?何それ、お菓子みたいな名前・・・」
と言われたことは何度かあります。名前が可愛いので(実際女の子の名前が由来です)口にするのも恥ずかしいもどかしさ (−△−;)


ロマーノ・アルティオーリ氏とエリーザちゃん
当時のロータスのオーナー(筆頭株主?)・ブガッティ総帥ロマーノ・アルティオーリ氏とその孫娘
エリーザちゃん。ロータスの新型の名前は基本アルファベット「e」で始まる慣わしのようなので、
運よくこの子がエリーザちゃんという名前で本当に良かった。


イギリス版 プロジェクトX
ロータス本社の様子でしょうか?まさに起死回生のスポーツカー開発、イギリス版プロジェクトX!


●次第にメジャーなスポーツカーへ

イギリス本国だけに留まらず諸外国へも輸出が開始されていた1996年当時(イギリス本国仕様、ドイツ輸出仕様、クーラーが標準装備のマレーシア輸出仕様など各国向けのモデルがいくつか存在し、購入する際も何処何処モデルということは広告に明記されていました)。相変わらず自動車雑誌のインプレッション記事にはたびたび登場するロータス・エリーゼですが(カーグラフィックTVにも何度か登場したようですね。当時は学生で、宮崎に住んでいたので観れませんでした)、日本のオーナーさんによる感想などは入って来ず(まだ全国で100台も売れてない頃?しかもインターネットでホームページを立ち上げたりしている人も当時は少なかった)、雑誌記者による、いわゆる「プロの意見」しか聞けない状況でした。ロータスの他のモデルに乗っていた人からはどのように見えていたんでしょうか。いわゆる「流線型」とはほど遠いプロポーション。

スポンサーとの兼ね合いもある自動車雑誌では、クルマのことをあまり悪くも書けないですよね。エリーゼの「悪い部分」についての情報も入ると良かったのですが。なにぶん情報そのものが少ないので。自動車雑誌上で「ライトウェイトスポーツカーとして」好意的に扱われたことで、まだあまり所有している人のいないロータス・エリーゼの評判も上がっていったように思います。


Lotus elise 160
このカッコ良さを表現する言葉が見つからない・・・「世界一のオシリ」とでも呼ぶべきか。


●乗った感じは予想するしかなかった頃

オーナーになりたいということでは、正規取扱店で試乗することの出来たポルシェ・ボクスターなどの購入予定者が羨ましい状況。モータージャーナリストやプロのレーシングドライバーによれば、シャシー剛性やサスペンションについての評価は上々のようです(さすがにフロント3kg・リア4kgのバネとKONIのダンパーでは軟すぎるフィーリングは予想できます。しかしこれもロータス社のテストドライバーにかかればサーキットでドリフト状態を維持するから凄い!)。


ロータス・エリーゼのアルミニウムシャシー
エリーゼという車にとって、エンジンよりもむしろ重要な要素となるアルミ製のバスタブ型
フレーム。とにかくこのフレームの強度と、乗り心地は気になったものです。


ロータス・エリーゼのアルミニウムシャシー
足回りの部品を除いた単体のアルミフレームだけだと、重量はわずか68kg!
この状態で一つ欲しい・・・ (−△−;)


カーグラフィックTV
カーグラフィックTVでの様子。このように、大人2人で持ち上げられます。


Lotus elise S1
カウルに至っては、このように一人でも・・・ (−△−;)


しかしクルマにとって重要な要素の一つであるエンジンについては、雑誌に書いてある文章では分かりにくいですよね。いくら「MGFと同じエンジンが載ってますよ」と言われても、車重も全然違うので予想しにくい。しかもMGFに積まれる18Kは、軽さ(=エンジンの重量)に重きを置いて開発されたファミリーカー用エンジン。エンジンのフィーリングや車重とのバランスが、スポーツカーとしては重要なポイントです。


ROVER MGF
ローバー・MGF。車重は1090kg。この車に採用されているKシリーズエンジンが
あったお陰で、エリーゼの成功があると言っても過言ではない気がします。


車重とパワーがエリーゼと似たクルマが少なかったのも原因の一つかもしれませんね!現在ではロータス・エリーゼに乗りたいと思った場合、中古のS1エリーゼも僅かながら扱われていますし(参考までに、現在S1エリーゼを持っているオーナーさんが手放して中古車市場に出回ることはあまり無いと思います)、例え展示してある新車の現行モデルのように試乗は無理にしても扱っているお店は現行型のエリーゼやエクシージを扱っている専門店が多いと思うので、お店に通ってくるオーナーさんと知り合いになって横に乗せてもらうという手もあります。また扱っているお店の社長さんがエリーゼオーナーというケースも多いですよ!クルマのイベントなどでも見かけることも多いと思いますが(特にロータス車のイベント)、気さくなオーナーさんが多いので気になることは色々質問してみて下さい。


BELL&COLVILL Super140
すでにカスタマイズされた個体もチラホラと。純正からは20馬力アップのベル&コルヴィル号。
この写真から「どれだけサイドシルが高いんだろう」と気になって仕方がなかったものです。


●CGTV Takao Kijima Lotus Elise Test Drive

マツダ・ロードスターの開発主査として有名な貴島孝雄さんから100点もらったよ!(笑)


●並行輸入の時代

ロータスからエリーゼが発売されてしばらくの間、日本で「エリーゼまたは340Rを買う」と言ったら、それは並行輸入で買うことでした。


Lotus elise 340R
ロータス・340R。デビューして以降、エリーゼが掲載される広告には一緒に載っていた340R。
340台限定生産車でお値段も当時は900万円近くと強気!


Lotus elise 340R
雨の日の340R。実は濡れて困るのはシートだけ。室内も全てがアルミのスポーツカーです。
ペダル類もアルミなので、靴底を拭くウェスは必携。


Lotus elise 340R
こういう色のカウルで売ってるんでしょうか?爽やかでカッコイイ・・・。


為替レートの関係もあり、もちろん業界での諸事情もあるかと思いますが、各ショップでの売値もバラバラだったんですよね。同じ仕様でも、車両価格がお店によって50万円(!)違ったりも平気でしました。私が買ったお店(今はなき世田谷のセントラル)では、右ハンドルか、左ハンドルか、111か、111sかで好きな組み合わせを選んでイギリス(ロータス本社)に発注する方式でした。自分が買った2000年当時の予約金(=手付け金のようなもの)は50万円。そして、今時のエリーゼ2やエクシージ2とは違いボディカラーはどれを選んでも価格は一緒でしたね、確か。


Lotus elise S1
日本には同じ色はいるんでしょうか?ワインレッドのエリーゼ。


また、1998年頃になるとインターネットも次第に普及してきたこともあり、オーナーさんによるホームページもいくつか見れるようになりました(もちろんこの頃は関東や関西の方がほとんどでしたが)。インターネットで情報交換ができるようになったことで、購入時のお店とのトラブルなどの情報も入ってくるようになります。予約金200万円が最終的に返ってこなかった話もありましたね・・・今からすると凄い話です。オーダーから納車まで半年待ちというお店もあったくらい、エリーゼの人気というのも確かにありましたが。


SportElise
ところで、スポーツエリーゼって買うときどうやったんでしょう。お店で注文できたのかな?
基本的にナンバーを取得できない、サーキット専用エリーゼです。お値段もケタが違う・・・。


スポエリ・センターハンドル仕様
スポエリにはセンターハンドル仕様もありますよ。(参考:第16回九州ロータスデー 2/5


●怪物くん動画.avi

アクセルを開けるとまるでワープしてるような加速。スポエリ55さん号。


●衝突安全基準でのすったもんだ

オートジャンブルの記事を読んで後から知ったことですが、「衝突安全基準をクリアしない車は今後輸入が出来なくなる」ということで、エリーゼも「今後は買えなくなるのでは」とインターネットの掲示板上で話題になった時期があります。このときはさすがに気が落ち込みました・・・同じロータスでもエスプリには関係のない話で羨ましい。

詳しくはオートジャンブルの第28号で知ったわけですが、型式登録されていないクルマ(=その時点で正規ディーラーが無く、並行輸入のクルマがこれに該当するという理解でよいでしょうか?)は1999年4月1日から改定される保安基準をクリアしないと輸入(=陸運事務局でのナンバー発行)が出来なくなるとのこと。

幸いロータス・エリーゼについては日本国内での試験において安全基準の規制をクリアしたとのことで(かつてミツオカ・ゼロワンが試験をパスしたのと同じ経緯で行われたようです)、ホントにホッとしました。しかし「スーパーセヴンにエアバッグ装着義務がどうのこうの〜」とも書かれてあったことと、「あと4年は確実にライトウェイトが楽しめる」という書かれ方が気になったのも事実です。


右フロント部をクラッシュしたエリーゼS1
この画像のエリーゼはオフセット衝突してますが、実はフロントのラジエーター下に装備されている
クラッシャブルストラクチャ(=衝撃緩衝材)はかなりのもので、事故のときにはドライバーを
かなり守ってくれますよ!経験者は語る(謎)


Lotus elise S1
エリーゼのフロント部分。アルミフレームの先端に、外装のカウルより分厚く作られたFRPの衝撃緩衝材が着けられ、その上にラジエーターが乗っています。これまでも斬新なアイデアをレースシーンや市販車に反映していますが、ロータスのこういう思想が大好きです。


●そして正規輸入の時代へ

Uターンで宮崎に帰ってきた後(=2001年)、しばらくしてセントラルはつぶれてしまったようです。輸入車の販売事業から撤退しただけかもしれませんが・・・。特にサポートを受けていたわけでもないので影響もないのですが(購入のときにお世話になった販売員のYさんとは2004年の茂木でお会いしてビックリしたものです。まさかご自分でもエリーゼを購入されてワンメイクレースにまで出られていたとは!)。

自分がエリーゼを買った後のことはあまり興味がないので正直知りません(笑)「K&M」とか「オートトレーディング」とか「ロータス・カーズ」とか、どういう順番でしたっけ?販売する権利も色々移っていたように思います。「南原社長」も当時は話題になりましたよね!「マネーの虎」もたまに見てました。


LOTUS CARS
ロータス・カーズのときが一番安定してエリーゼを扱っていたでしょうか?


スポーツエリーゼのロードバージョン(こういう販売戦略的なところはロータスは上手いと思います。JPSや99Tをリスペクトしたモデル等)としてデビューしたエクシージが話題になった2000年。そしてエリーゼも2001年、フェイズ2が登場します。もうここから、エリーゼは重くなる一方です。


Lotus Exige S1
マスコミさえ欺き、突如デビューしたエクシージ。カワハラカーズさんでのお披露目の様子。
「ついこの間エリーゼ買ったんだけど、こっちのほうが良かったー」
という声も聞かれました。怖い話・・・。


Lotus Exige S1
初めからハイカム・4連スロットルなどの装備が備わり、ボディカウルも攻撃的なデザインで
モータースポーツシーンを意識した作り。スポーツエリーゼのロードバージョンという
売り文句だったので当然のことながら、低速トルクは薄く、視界もエリーゼと比べると狭いこともあり、
まさにサーキット向けのロータス。エリーゼS1よりもさらに中古車市場には出回らないクルマですが、
現在ではエリーゼS1をエクシージS1の外観にコンバージョンしてくれる
ボディショップコバヤシ(BSK)さんのようなお店もあります。


Lotus elise S2
イメージカラーであるレイザーブルーのエリーゼS2。フェイズ2(Phase 2)、あるいは
シリーズ2(Series 2)、Mk2(Mark 2)とも呼ばれるロータス・エリーゼの第2世代。
S1とはアルミフレームそのものから違っています(新設計)。また、S1時代に問題と
なっていた「公道での事故が多い」ことに対応し、オーバーステアなハンドリングも
改善されています。幌の脱着がしやすくなったりエアコンが着いたりと、カーライフを
さらに楽しめるスポーツカーです。


●Lucky escape from crashing an elise

ハンドリングがどうこう言う以前に、ワザとやってないか?これ (−△−;)


S1(フェイズ1)ですら「ぎりぎりライトウェイトスポーツカーと呼べるかな」という価値観の人にとって、S2はエリーゼであってエリーゼでないクルマです。街中の移動にエアコンは羨ましい気がしますが(爆)

ともあれちゃんとした輸入元ができたお陰で、並行輸入の頃のトラブルとは無縁になったわけですね!ロータス社が大きく販売台数を伸ばしたのもS2からです。やはりサポートのある安心は大きかった!


●大まかには2種類あります

今ではエリーゼ2もエクシージ2もバリエーションがありすぎて(しかも年ごとに部分的にマイナーチェンジするらしいです)、S1派の自分には着いていけません(笑)

エリーゼS1も、初めは1種類でしたが1999年にVVC機構(=可変バルブタイミング機構)が備わったモデルが登場し、正規代理店が扱う際ノーマルは111(ワンイレブン)、VVC付きの143馬力モデルは111s(ワンイレブンエス)と呼ばれるようになりました。雑誌のインタビュー記事で見たのですが、ロータスで開発に携わっている人たちもクルマの車重とパワーのバランスは111sが好きだと言ってます。

111sになると馬力が上がっているのはもちろんとして、
・インテークマニホールドが樹脂製からアルミ製になった
・タイヤのサイズがワイドになった(F185/R205 → F195/R225)
・ホイールのデザインが違う(6本スポーク)
・ウインカーレンズの色がオレンジからスモークになった
・エリーゼのロゴも111s専用のもの
・リアスポイラーが着いた
などの違いがあります。


ROVER 18K VVC
アルミのインマニがちょっと重そう・・・。


買った状態では吸排気系が良くないクルマなので、そこを改善するだけでもすぐに10馬力くらいはアップするのですが、初めから143馬力なのは魅力です。しかし機構の仕組みが複雑なため、それがトラブルの原因になることもあるようです。


●ワンメイクレースが行われるまでに

もともとエリーゼS1の開発コンセプトは「古き良き時代のロータス再び」だと思います。ヘッドライトなど、見た目は思いっきりヨーロッパを意識してデザインされていますが、コンセプトはロードバージョンのロータス・エランではないでしょうか。快適装備は何もないですが、とにかくオープンにして山道を走るのが楽しいクルマです。


サーキットの狼バージョンのロータス・ヨーロッパ
もはや何も言いますまい。サーキットの狼バージョンのヨーロッパ・スペシャル。


Lotus Elan 26R
ロータス・エラン。自分たちの世代からすると、エランはのんびりとドライブを楽しむクルマという
イメージですが(ボル&ナツの影響?)、スーパーカー世代の皆さんにとってはヨーロッパ以上に
「サーキットの狼」してるクルマです、エラン26R。


「走る楽しみ」を主な目的として作られたエリーゼですが、その素性の良さから週末のサーキットでもスポーツ走行を楽しむオーナーさんが増えてきました。21世紀になってからはワンメイクレースも開催されるまでになり、ますます楽しいことになってます。


2002 111Cup
筑波サーキットでの111カップの様子。エリーゼだらけのレースです。



エリーゼ系のクルマもバリエーション豊富になったので、クラス分けされて行われています。


★関連サイト → Lotus 111Cup 《ロータス・ワンイレブンカップ》

★関連サイト → エリーゼ スーパーテック


BODY SHOP HAPPY
レースの順位争いも楽しいものですが、やはり「筑波での自己ベスト何秒」というのもチャレンジの一つ。
最初に筑波1分切りを果たしたボディショップハッピーさんのフルカーボン・エリーゼ号。
ロータスのスペシャルショップとはいえ、「ここまでやるか!」という感じ。
カウル部分はほとんどドライカーボンのワンオフで、車重はエリーゼ最軽量の667kg。


〜 ロータス・エリーゼS1の現在 〜

●ロータス社の成功はS2から

エリーゼも、シリーズ2が登場してさらに売れるようになっていきました。正規代理店がしっかりサポートしてくれること、純正でエアコンが着いていること、ボディ(FRP製カウル)の作りがS1と違うので塗装が奇麗で高級感があること、幌の脱着が簡単になり気軽にオープンを楽しめるようになったこと、トヨタエンジンになって(=2004年)から信頼性と安心感がアップした、など色んな要素が重なり、日本でもエリーゼの台数は増えていきました。エリーゼS2がセールス的に成功したこともあって、その後のエクシージ2のデビューも自然な流れだったように思います。


Lotus Exige S2
クロームオレンジがイメージカラーのエクシージのシリーズ2。名前こそ「エクシージ」ですが、
見た目はエリーゼ2をさらにスポーティにしたもの。エリ・エク系の中では最も空力性能が優れており、
ツーリングよりはサーキット走行に向いてます。


しかし・・・エクシージ2にもなると、車重は875kg。最初期(=ディスクローターすらアルミだった頃)のエリーゼの車重690kg(車検証上では750kg)からすると、もう「ライトウェイト」と呼べるかどうか微妙なところまで来ています。


アルミ製のディスクローター


そして2011年型エリーゼで876kg、2015年にデビューする予定だと雑誌に紹介されているS3に至っては、確実に1tを超えるようです。ロータスには「軽さ」に拘って欲しいのですが、快適装備を着けないとクルマは売れないんですよね・・・。そういう意味でも、窓を開けるときは取っ手をキコキコ、S1のエリーゼはオーナーさんに大切にされるべきクルマです。

★関連サイト →
ロータス エリーゼ、顔が変わった!…2011年モデル レスポンス (ニューモデル、新型車のニュース)


2011年型ロータス・エリーゼ
これまでと同じシリーズ2でありながら、さらに洗練されたデザインとなった2011年モデルのエリーゼ。
第18回九州ロータスデーにて。


●中古車市場の現状と今後

私が購入した頃(=2000年)はほとんど中古車市場に出回ることは無かったエリーゼですが(欲しい人はイギリスに発注してたわけですからね)、時代はフェイズ2になり(S1は2001年くらいで生産は終了したはず)、さらにエクシージ2も増える頃には走行距離が少なく程度も良さそうなS1エリーゼもありました。

それから次第に前オーナーさんによってある程度モディファイされたS1とかも見るようになりましたが、価格的にはずっと「300万円前後から下がらない」という状態が続いているようです。将来的にはどうなるんでしょうね。価格は同じくらいで推移して、玉数だけ減っていく可能性も・・・?


●エリーゼ系の中での台数の割合

S1エリーゼの生産が終了してかれこれもう10年近く。九州ロータスデーなどのロータス車が集まるイベントに参加しても、台数的に多いのはエリーゼ2とエクシージ2です。しかしS1オーナーには独特の連帯感というか、「エリーゼはやっぱりS1だよねー」という、まるで同窓会のような雰囲気があります。はじめエリーゼ2を買ったものの、S1のエリーゼに買い換える人もいる程です(もちろん逆のパターンもありますよ)。


第12回九州ロータスデー
第12回九州ロータスデーにて。カラフルなS2軍団。


●モディファイパーツも続々

とにかく「手軽に買って誰でも楽しめる」スポーツカーを目指して開発されたロータス・エリーゼ(イギリス本国では、日本でいうところのホンダ・S2000くらいの新車価格だったそうです。つまり輸送費や輸入のための手続きに100万円くらい上乗せされてる?)、例えばペダル類などを見てみると凄く凝った作りだしレーシーな雰囲気満点ですが、結構他車からの部品流用が多かったり、全体的にはあまり高価にならないよう設計されているみたいです。


ロータス・エリーゼS1のペダル類
凝った作りのアルミ製ABCペダル。奥に見える赤い物体が、フレームを接着しているエポキシ系の
接着剤です。


そのためトラブルの類はたびたび発生し、ブログのネタにはこと欠きません(笑)

走るのに支障のないトラブルなら良いのですが、ラジエーター(サイドのかしめ部分)からの水漏れとか、ドライブシャフトが折れる(しかも2回経験!)とか、ドライブに出掛けた先で起きたら困るトラブルもいくつかあります(汗)


折れてしまったドライブシャフト
2005年1月2009年5月、それぞれ別の要因でドライブシャフトが折れてしまいました。


エクシージの熱い走り
最悪、燃えてくれなければオッケー。それ以外なら許す (−△−;)


そのたびに強化品・対策品に換えていくことになりますが、そのための出費は結構痛いですね!「対策品に換えた」という安心感が手に入るとはいえ。特にまだ車のローンを返している状態だと厳しいです・・・。中古車で手に入れた場合、「ここは対策済みかどうか」とか「ここの消耗品はあとどのくらい持つか」が分かりにくいのはデメリットでしょう。こまめに点検してもらえる環境なら良いですが、実際は壊れてから、あるいは調子が悪くなってから対応することがほとんどです。

・・・一方、モディファイに関しては(純正部品では不安があるという事情も踏まえ)現在では色々なお店からチューニングパーツが出ていますよ!トラブルを未然に防ぐためのものから、より走りを楽しくするものまで。詳しくは「エリーゼ&ロータス」などのムック本を見ると、沢山のパーツが対応する車種別に網羅されています。


ネコパブリッシング エリーゼ&ロータス
オーナーには眺めているだけでも楽しいエリーゼ&ロータス、そしてオートジャンブル別冊。


これまで何冊か発行されていますが、特に絶版モデルであるS1エリーゼのオーナーにはバイブル的存在です。パーツについてたまに気を付けないといけないのが、同じフェイズ1エリーゼ向けでも、前期型(1998年以前のモデル)に対応したパーツと後期型(1999年以降のモデル)に対応したパーツに分かれている場合があることです。

S1エリーゼが発売されてから数年もの間、アルミホイールさえ「換える」という選択肢がなかったわけですが(スポーツ160のホイールを輸入するとかやってた人もいました。あとPCDを工夫して社外品のホイールを履かせるとか)、今では色んなショップから出ているものの中からかなり選ぶことができます。


Lotus Elise Sport 160
車高も初めからノーマルより40ミリ低く、160のロゴもカッコイイエリーゼS1の派生モデル、
スポーツ160。VVC機構を備えず160馬力のパワーを発生させています。


社外品のホイール
モディファイパーツが充実していなかった頃は、ホイールさえも工夫して社外品を着けていた時代が
ありました。TE−37とかかな?


日産のスロットルボディ流用
パワーアップもDIY。日産車のスロットルボディを加工すれば流用できるというのはネットでも
話題になりました(笑)左の樹脂製がエリーゼのノーマル部品。


空力パーツや、ドレスアップのためのカーボンパーツなどはS2系のほうが断然充実しています。S1系で気を付けないといけないことは「売り切れてしまって、もう売ってない」パーツがあることですね。もともと台数も多くはないS1エリーゼ。オーナーさんたちのチューニング志向が強いクルマなので日本でも(そしてイギリス本国でも)色々なパーツが開発され売られてきましたが、少量生産での増産はやはりコストが掛かるためネットオークションで中古品を手に入れるしかない部品もあるようです。

欲しいパーツがあったら、なるべく早いうちに手に入れたほうが良いですね!


ヨシムラのエリーゼ用マフラー
バイク用では有名なあのヨシムラがエリーゼS1用マフラーをリリースしていたこともあります。


エリーゼS1用カーボンパーツ
エンジンフード、ハードトップなど、S1用のカーボンパーツも充実していきました。


Lotus elise S1
助手席の足元にローバー・MINIのエアコンを着けた鹿児島のKOJIさん号。長崎のネストピットさんにて作業してもらったとのこと。なにせ「F1のロータス」ですから、出来ればエアコンのような重量物は着けたくないというのは分かります(イギリスの夏は北海道くらいしか暑くならないのです)。でも日本で乗るには有り難い装備です。室内が狭いクルマなので効きはイイそうですよ。


ELISEPARTS.COM
海外のサイトからの買い物についても、いつか挑戦してみようと思います。やり取りのメールは
もちろん英語の文章で?

★関連サイト →
ひろの Elise & Exige エリパーで大量購入 エリーゼ V字復活するぞ!の巻


●楽しみ方も色々

今でこそ社外品のパーツも揃い「イジって楽しい」車となっていますが、基本休日にツーリングするためのクルマですね!フロントに重いエンジンがない「フロント荷重250kg」のスポーツカーで休日早朝の山道を走るのは最高に贅沢です。


エリーゼでダートトライアル
よい子のみんなはマネしちゃだめだよ!


エリーゼというクルマは、パワーはあまり無い(=純正では118馬力)ので直線は遅いのですが(100km/h加速はノーマルの状態で5秒台です)、サーキットを走っても楽しいスポーツカーです。サーキット走行に慣れないと純正の柔らかいアシのままでは挙動が大きすぎて怖い感じですが、各社からリリースされているスポーツサスペンションに換えるとたちまちシャープな動きになります。車高も下がりますしね。


Lotus elise S1
純正のサスペンションでスポーティに走ると、どうしても動きは大げさな感じに・・・。


ある程度車重が軽いこともあり、タイヤもスポーツラジアルを履けばほとんどタイヤ代にお金が掛かることなく楽しめますよ!早朝からサーキットまで走って行って、楽しんでまた走って帰って来る。そういうオーナーさんも多いと思います。

(上手な人が乗れば)コーナリングの限界は高いのですが、ホイールベースが短い(=2300mm)こともあり、スピンモードになってしまうと立て直すのが難しいクルマです。出来ればツインリンクもてぎの「アクティブセーフティトレーニングパーク」のように安全にクルマの挙動を学べる施設が近くにあると良いのですが、九州のような田舎だとなかなかそうはいきません。関東の方々が羨ましいです!

★関連サイト → ツインリンクもてぎ│アクティブセーフティトレーニングパーク(ASTP) │ASTPとは


●Lotus in the Snow



あと、かなり変わった楽しみ方(?)になりますが、「エリーゼの見た目に飽きた」ときや「どうしてもサーキットでの空力性能を重視したい」場合、クルマの見た目をエクシージS1に変えることが出来ます。

ボディショップコバヤシさんの「エクシージS1へのコンバージョンメニュー」なのですが、興味のある方は問い合わせてみて下さい。カウルの素材もFRPやカーボンなどから選べるようです。どうしてもエクシージS1が欲しいけど見つからないというときにも有効ですね!


BODY SHOP KOBAYASHI
もとはS1エリーゼなんですが、すっかりエクシージになってしまったBSKオレンジ号。


●楽しいのはオーナーさん同士の交流

ドライブして楽しいクルマですが、それと同じくらいオーナーさん同士による交流や情報交換も楽しいです。交流の場は日本中にあると思います。特に他のオーナーさんに起こったトラブルの話など「明日は我が身」ということにもなりかねないので、不吉な話ですがタメになります(笑)


チーム・ロータス50周年記念ジャパン
チーム・ロータス50周年記念ジャパン
2004年秋にツインリンクもてぎにて行われた、ロータス誕生50周年記念イベント。
創始者コーリン・チャップマンの息子クライブ・チャップマン氏にお会いできたり、
往年のロータスF1マシンの音と走りを生で楽しむことが出来たりと、思い出深いイベントです。
(参考:チーム・ロータス50周年記念ジャパン


ティーポ・オーバーヒートミーティング
TOHM 2009
TIPOオーバーヒートミーティング。すっかり毎年夏の恒例のイベントになっていますが、
2009年に初めて参加することができました。なかなか遠いですが、また行きたいです。
しかし・・・高速1000円はもう終わりか・・・。
(参考:TOHM逝ってきました 1/4


九州ロータスデー
アズール友の会
毎年5月と11月に行われているロータス九州主催のイベント。「前野菜」という名の前夜祭(前泊)も
ありますので、開催される週末に時間の取れる方はぜひ阿蘇までお越しください・・・!


おはよう!霧島リバイバル
おはよう霧島


そして、インターネット上での交流と言えばやはり「みんカラ」がオススメ。クルマ好きのためのSNSです。


〜 エリーゼライフのこれから 〜

●クルマの劣化と純正部品供給の不安

どんな車でもそうでしょうが、永く乗ろうとしたとき問題になるのが「消耗部品の劣化」と「その劣化した部品の新しいものが手に入るか」ではないでしょうか。劣化は仕方がないとして、部品が手に入るかどうかは不安ですよね。私の場合、メンテナンスパーツについてはTMレーシングさんのサイトなどから注文したり、そこでも扱っていないようなら正規ディーラー・SANC福岡さんに部品の手配をお願いしたりしています。

それにしても、特にKシリーズエンジン関連の部品については将来が心配ですね。今後どうなっていくのか・・・。いずれ「部品取りのクルマ」をネットで探す日が来るのかもしれません。

絶版になったチューニングパーツに関しては、オーナーさん同士で集まって「まとまった数を作ってもらう」という方法もとられているみたいです。


●ローバーエンジンでいつまで逝けるか

元々は排気量 1.4リッターだったパワートレーンとして「軽いことが最大の売り」のローバーKシリーズエンジン。ボアアップして 1.6L、ストロークを伸ばして 1.8Lとバリエーションを増やしてきましたが、どうしても耐久性には劣ります(1800ccで118馬力というファミリーカーっぷり)。パワーアップしたり、サーキットで高回転で酷使した場合には常にオーバーホールのことも考えなければなりませんが、何時までこのエンジンを使い続けることができるのでしょうか。

ロータス・エリーゼよりは台数の多いローバー・MGFにも載ってるエンジンですから、手に入る心配をすることも無いとは思うんですけどね・・・あまり激しい使い方をしないオーナーさんにとっては。

しかしこのクルマの性格上、「激しい使い方」をするオーナーさんの割合が多いです。そしてオーナーズミーティングでいつも話題になるのはホンダエンジンへの載せ換えのこと。コストの問題さえクリアできるなら、ホンダのVTECエンジンに載せ換えたいと考えてるオーナーさんも多いんじゃないでしょうか・・・?サーキットを走る身としては、オートポリスで6秒台を出して「ボキすごくない?」とか呟いてみたいです。


●オートポリス2分6秒9をエリーゼで出しちゃった。



HONDA VTEC K20A
エリーゼでVTECといえば、もはや定番(?)のK20A。


せっかくVTECに載せ換えるなら「K20A」と思ってしまいますが、元が軽いS1エリーゼにはコンパクトな「B18C」も捨てがたいと思う今日この頃。


HONDA VTEC B18C
鹿児島の obi-wanさんのB18C・VTEC号。少し試乗させてもらいましたが、エンジンのせいで
重心が高くならずイイ感じです。最近は大阪のTKスポーツさんでやってもらう人が多い気がしますね。


●再びロータスからエリ1のようなモデルは出てくるのか

リリースされるたびに車重が増えていくエリーゼ系のニューモデル。近年は特に衝突時の安全性を重視せざるを得ないという事情などもあるかと思いますが、2011年モデルのエリーゼでは車重876kgと、見た目はそれほど重くなさそうに見えるのでそのギャップに驚きます。2015年にデビュー予定のシリーズ3は1tを超えてしまいそうですし(1095kgとのこと)、ロータスらしさが失われつつある気がします。


Lotus elise 2015
2015年デビュー予定のエリーゼ・シリーズ3(のプロトタイプ)。2リッター+スーパーチャージャー
で、パワーは320馬力。それってもう「エリーゼ」じゃないじゃん・・・。

★関連サイト → 【パリモーターショー10】ロータス エリーゼ 新型初公開…2015年春発売


再びロータスから、エリーゼS1のような軽さに拘ったモデルは出てくるのか。答えはNoでしょう・・・残念ながら。だからこそオーナーとしてはS1を大切にしていかないといけません。

ほっておいても時代は電気自動車に移行していくでしょうから、ガソリンエンジンによるライトウェイトスポーツカーという乗り物は今のこの時代が最後でしょう。それにしても、リチウムイオンバッテリーの容量アップと軽量化には時間が掛かりそうです。


Tesla Roadster
テスラ・ロードスター。動力がモーターという特性上、アクセルを離すとエンジンブレーキがかかるという
独特の操作性のようです。・・・しかしどんな感じか一度乗ってみたい。


〜 実際のエリーゼ購入記 〜

●これまでに好きだったクルマは

好きなクルマ遍歴としては、幼稚園生の頃にはランボルギーニ・カウンタック。スーパーカーブームは去っていましたが(1973年生まれのガンダム世代です。スーパーカー消しゴムは見たことがありません)、子供ながらにあの流線型のボディとガルウイングは好きでしたね。真っ赤なカウンタックのミニカーを買ってもらったものです。


LAMBORGHINI Countach
ランボルギーニ・カウンタック。物凄いスーパーカーのオーラが・・・。


緑色のミニカー
最近、甥っ子のオモチャを探していたらふと出てきたという緑色のミニカー。こういうのでよく遊んで
いたみたいです。覚えているようないないような・・・。


高校生の頃に日産フェアレディZ(Z32、2シーターTバールーフのレッドパール)。偶然カタログをもらったのがキッカケでした。あの微妙なボディラインは美しすぎます。偶然ながら、好きなクルマで唯一FRですね。この頃はスーパーファミコンのF−ZEROにハマってました。


NISSAN FairladyZ (Z32)
日産フェアレディZ。やっぱりZは2シーターだなぁ。実際にはかなり少なくほとんど4シーターみたいです。


大学の頃にホンダ・ビート。アルバイトでお金を貯めて中古車のビートでも買っていれば(当時はパソコンにお金が飛んでました)、もしかしたらクルマ趣味には満足して卒業できたのか、逆にクルマ趣味にハマっていったのかは今となっては謎・・・。


HONDA BEAT
走行距離の少ないビートは、現在でも高値で売られています。


そして同じくホンダのNSX。1992年型のタイプRが好きです。もしエリーゼから別の車に乗り換えろと言われたら迷わずコレですね。


HONDA NSX type-R
まだバブルがはじけていなかった頃、宮崎でもホンダベルノの新聞折り込みチラシに載ってました。


●アイルトン・セナがNSX-Rを 鈴鹿で試走



●黒沢元治 「NA1 NSX-R」で Suzukaを疾る。



そして20歳くらいでのマクラーレンF1。これはとても買えない(笑)現実では、ボウリング場にあったバーチャレーシングでたまに遊んでました。


McLaren F1
ゴードン・マーレイの傑作、マクラーレンF1。一度実物を見たいけど未だ叶わず・・・。


●Fifth Gear - Ferrari Enzo vs McLaren F1



●好みは欧州車?

フェラーリF50が賛否両論賑わっていた1995年、カーグラフィック誌(もちろん立ち読み)で見たローバーMGFは少し現実味がありました。いずれ働いて、頑張れば買えるかなーと。小さい車は可愛くて良いですよね。


ROVER MGF
ローバーMGF。今でもたまに走ってるのを見かけます。


●そして運命の出会い

エリーゼとの「運命の」出会いは1997年2月くらい。ふと本屋で立ち読みしていたときに目に入った自動車雑誌の紹介記事ですね。CGでもティーポでもなかったのですが、そのとき雑誌は買わなかったので何という雑誌だったのかは未だに不明です。カーマガジンだったのかな・・・背表紙が固い作りだった気もしますが、よく覚えてません。

「立ち読み」というとまずはクルマの外観の写真が目に入るはずですが、なぜかクルマの紹介記事を読んで一目惚れでしたね(笑)どんなクルマなのか中身を知ってから見た目にも惹かれた気がします(僅か3分くらいの差か)。しかし・・・接着剤でフレームがくっ付くのか?なんて斬新な発想 (−△−;)


カーグラフィック
CG1997年4月号。エリーゼのことが載っていたので奮発して買いました。もちろん永久保存版です。


●お金を貯め始めるまでが長かった

当時は専門学校生のため、そもそもお金を貯め始めるまでに2年近く掛かりました。む、酷い・・・。しかし、セナさんが亡くなってからずっと落ち込んでいたので、エリーゼと出会って前向きになれましたね。落ち込むのも長過ぎ・・・。


●映画『アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ』予告編



インターネットは56kの環境でやっていたので(もちろんテレホーダイ)、たごさんやナイジェル岡本さんのHPを見ながら羨ましく思っていた頃です。



ナイジェル岡本さん。憧れのエリーゼオーナーさん。



たごさん。掲示板で色々な情報を提供してくれてました。


●就職して東京へ

1998年12月、就職して東京へ。ようやくエリーゼ購入資金を貯め始めます。


Lotus elise S1
こんクソガキャー!!お兄さんかお父さんが買ったであろうアズールブルーのエリーゼに自慢げに
座る子供。羨ましすぎる・・・(泣)


東京にいるので一応お店に実車を見に行くこともできるのですが、小田急線・千歳船橋までの片道500円の電車代すら惜しい。1日でも早くエリーゼを買うのが目標です。そして走ってるエリーゼを見掛けたのは2回だけ。市ヶ谷でブラック、若葉台でシルバーの個体。

1999年12月23日、年末に祝日出勤でしたがなぜか午後から来てくれとのことで、午前中にようやく念願のエリーゼを「アポなし」で見に行くことにします。千歳船橋で降りて環七沿いにお店を探しながら徒歩15分、世田谷のセントラルのショールームを外から眺めますがエリーゼは見当たりません。思い切って店内に入り、エリーゼを見せて欲しいと伝えると階段から2階に案内されました。静かなガレージ(=在庫車置き場)に、アウディTTなどと共に置いてあったのは左ハンドルのグリーンのトロフェオ。


Lotus elise Trofeo
とても奇麗なトロフェオ。室内にロールバーの補助バーが通ってるのが特徴です。


目の前にあるだけで感無量・・・。お願いして運転席に座らせてもらうと、コルビューのバケットシートのせいか頭がハードトップに付きそうなドライビングポジションだったのを覚えています。


●発注から納車まで

その後も地道にお金を貯めて、社会人2年目の2000年3月5日、ようやく発注できました。実はこの日同僚を連れて2度目の見学に行ってたんですが、「このタイミングを逃すと納車は来年になるかもしれませんよ」と言われ、印鑑を取りに戻って発注したのでした。納車時期の話については嘘ではなかったと思ってますが・・・。車両価格449万円(=乗り出し504万6750円)、右ハンドルの111でボディカラーはもちろんアズールブルーです。予約金50万円。セントラルの悪い噂も聞かないので安心して納車を待ちますが、その後なかなか連絡は来ません。

担当のYさんからも時おり連絡をもらいつつ、7月25日、ようやく横浜に着きましたとの連絡を受けます。元気に喜望峰を回ってきたかい?それともスエズ運河経由?さすがに4ヶ月半は長かった・・・。平日は仕事で行けないのでさらにその週の土曜日まで待って、7月29日、電車に乗ってお店まで取りに行きました。

京王線の八幡山から下車してセントラルへ。「帰りはこの道をエリーゼに乗って」というのが信じられない気持ちで歩きます。お店の車用エレベーターから1階まで降りてきて、扉が開いて対面したときは嬉しかったですね!デジカメとかは当時持っていなかったので、納車のときの写真もないのが残念です。初めて運転して、環七から甲州街道に左に曲がる初めての交差点で、思ったより曲がりすぎて歩道に突っ込みそうになったのが良い思い出です・・・。こうしてエリーゼライフが始まったのでした。


〜 最後に 〜

書いてみたら自分でもビックリするくらい長い文章になってしまいましたが(しかも画像も多すぎ?)、
これから先スポーツカーを手に入れたいと思っていて、その候補の一つがエリーゼS1だという方の
参考になれば幸いです。
 

posted by 幸村@宮崎 at 00:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | エリーゼ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
楽しく読ませていただきました。
私のS1は最後期左ハンドルのホワイトです。
忘れかけていた初めの頃の電装系トラブルで大変だったことを思い出しました。
(笑)
Posted by 吉村のぞみ at 2015年06月11日 21:56
偶然ここの記事を見て
S1乗りの閉鎖的考えが気持ち悪くて
集まりに行かなくなったのを思い出した。
S1だけがエリーゼで、重くなった
S2やS3は認めないってね。
ついついこういう記事には本音が出るよね。

2004に買って今でも持ってるけど
バイクの集まりしか行かない。
気分が悪くなるからね。
Posted by s2乗り at 2016年07月16日 21:18
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